センター設立について

特定非営利活動法人リハビリテーション学術センター設立の趣旨

リハビリテーションの代表的な職種である理学療法士、作業療法士の養成は昭和38年に国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院で開始された。その後、昭和54年、3年制短期大学が金沢大学医療技術短期大学部で設立、平成4年に4年制が広島大学医学部に設立された。また、理学療法学分野の大学院修士および博士課程が設立され、多くの学位取得者がみられるようになった。このように療法士のレベルの向上、社会的な役割及び認知度が向上してきた。その中で、各有資格者の急増および学生の増加がみられてきた。各専門的な学術活動を行う上で、支援の必要性が出てきた。画像データを作成し提供することでよりわかりやすい学習ができる。よって画像情報の収集と配信を行う。研究を行う研究者に、研究方法、論文の書き方、統計などを指導することが必要である。また、学生においても留年、退学などが多くみられるようになってきた。国家試験の合格率も低下してきている現状である。そこで、体系的な指導体制が必要と考えられる。また、市民への情報提供及びリハビリテーションに対する理解と協力がリハビリテーションの効果に大きく影響することがわかってきた。
よって、リハビリテーションの市民への情報提供及びリハビリテーション関連職種の学術向上のための支援を継続的に行うため、ここに、リハビリテーション学術センターを設立することにした。
以上のことは、リハビリテーションのレベルアップにもつながり、国民へのリハビリテーションの推進および適切な治療、医療の向上に寄与できる。

経緯

平成26年から、日本リハビリテーション国際交流協会において、各国のリハビリテーションの発展、普及に寄与できるように活動してきた。しかし、各外国のリハビリテーションスタッフの交流教育も大変重要であるが、日本において指導者の養成とリハビリテーションに関る普及啓発が必要になってきている。平成28年10月16日の設立総会にてリハビリテーション学術センター設立を決定した。

学術センターの沿革

平成28年10月16日 設立総会開催
平成28年 2月16日 東京都にNPO法人認証申請
平成29年 4月17日 認証許可
平成29年 4月21日 法人設立

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